RAMPAセラピー
概要
欧米や日本などの先進国では、呼吸の仕方や構造の問題で様々な症状が認められて来ています。
特に上顎の成長が著しく悪くなっている事で気道が狭くなり、様々な疾患(口呼吸による歯並び・虫歯・歯槽膿漏・睡眠時無呼吸症候群・喘息などの呼吸器疾患・アレルギー性鼻炎など)に影響が出ている事が分かってきました。
また歯科で言う不正咬合(出っ歯・受け口・乱ぐい歯)の原因の一つとして顔の垂直方向への成長が歯並びを悪くすると考えられてます。
ランパセラピーは不正に発育した上顎を上前方へ牽引し、その慣性を利用して下顎を前方に回転させるという特徴を有するため、従来の前方牽引とは全く異なります。
近年の調査では頭蓋の不調和に起因する歯列不正ばかりか、上咽頭閉塞疾患や喘息にも有効である事が分かってきました。
ランパセラピーで上顎を拡大しながら上前方に位置付けることは狭くなった口蓋を広げ、舌を上前方に位置づけることで軌道も広がり、下顎は前方に回転することで長くなった顔を短くする事ができます。
そして上下の顎骨の歪がとれ歯が並ぶスペースができます。(歯並びは改善されますが、それが目的ではありません。)
この事により鼻呼吸が確立され口腔機能が改善されます。
口腔機能が改善されると虫歯や将来歯槽膿漏になりにくい状況になるわけです。
治療は10歳までの成長期のお子様が対象となります。
RAMPAセラピー
6歳11ヶ月
12歳5ヶ月
13歳5ヶ月